キングオブコント2023 準決勝2日目(配信)感想
キングオブコント2023 準決勝1日目(配信)感想 - naga_naga_shaberuのブログ
↑ 1日目に引き続き、ただただ感想を綴っていきます。
※一介のお笑いファンの感想であり、皆目見当違いです。知識や技術などは全くないため、ひたすら好みの話をしています。
以下、各コンビのネタと感想
- ダウ90000「彼女」
- ファイヤーサンダー「毒舌散歩」
- レインボー「コンビニの夜勤」
- クロコップ「エメラルドパワー」
- コットン「レオくん」
- やさしいズ「バイトの面接」
- ゼンモンキー「墓参り」
- かが屋「先輩」
- 伝書鳩「反抗期」
- ラブレターズ「引きこもり」
- そいつどいつ「魔物」
- や団「灰皿」
- シカゴ実業「ギャンブル」
- 滝音「ポリグラフ検査」
- 隣人「チンパンジーと2人暮らし」
- さすらいラビー「募金」
- ニッポンの社長「手術」
- 蛙亭「寿司」
- 連合稽古「葬式」
- かたつむり「ドラマ撮影」
- カゲヤマ「オフィス」
- 都トム「整体師」
- 天才ピアニスト「キャッチ」
- ジグザグジギー「市長」
- シティホテル3号室「芸能事務所」
- えびしゃ「裏社会」
- TCクラクション「山姥」
- 男性ブランコ「引っ越しの挨拶」
- ななまがり「赤ちゃんじゃない人」
- サルゴリラ「マジシャン」
- ジャングルポケット「内部告発」
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ダウ90000「彼女」
これは8人じゃないとできないコント。ちゃんと8人に役割があってそれぞれがコントを面白くしているのがすごかった。冒頭の1000円がちゃんと活きてるのが好き。
ファイヤーサンダー「毒舌散歩」
すごい設定考えたな~~~!すごく面白くて綺麗な構成なんだけど、内容としてはふざけていない分、山下コウタはどの位置にいる芸人なんだろう?とは思ってしまった。
レインボー「コンビニの夜勤」
1日目に引き続き、芸達者な2人にしかできないコント。その分、キャラクター頼りな感じが少し残念。サスペンダーズといい、コント界で山手線を言うの流行ってるのかな笑
クロコップ「エメラルドパワー」
これもまたどんな世界観……!?というコント。でも商品開発課の社員が超人的な能力を得たらそうなるか……という妙な納得感もある良いネタ。音楽との相性も最高。
コットン「レオくん」
知名度が上がったために、コットンならこういう展開なんだろうな~というメタ読みが発生してしまうのがちょっと不利だなと思いつつ、安定してクオリティの高いコント。
やさしいズ「バイトの面接」
このヤンキーキャラ好きなんだよな~!!好きだからこそ、途中から「このキャラはこれ言うか?」という先入観が邪魔をしてフラットに見られなかった部分があった。
ゼンモンキー「墓参り」
これまた奇抜な設定。一瞬だけや団のネタが過ったけど、どんどん別方向に展開していったのでずっと楽しく見られた。本当に良いコントをするトリオだな~!!!
かが屋「先輩」
個人的にめちゃくちゃ好きだった。純粋に面白いし、間にストーリーテラー形式で話すのも良い味。せっかくだから語りで締めてほしかった気も。若干、地上波では心配。
伝書鳩「反抗期」
着眼点が面白い設定なだけに、もっと意外性のある展開があればと少し思ってしまった。お父さんが反抗期に至る経緯とかも掘り下げてほしかったかも。
ラブレターズ「引きこもり」
好きだな~!!引きこもりというセンシティブなテーマなのに、どこかズレた能天気なやりとりが微笑ましい。この両親に育てられたからピュアな子に育ったんだろうな笑
そいつどいつ「魔物」
言語コミュニケーションができないという攻めた設定のコント。この感じなら、最初からギリ観客には伝わる感じで刺身さんが喋って、伝わってないほうが好きかも。
や団「灰皿」
1日目とは打って変わって(?)衝動と理性が葛藤するネタ。面白い発想だけど、灰皿投げの必然性やあのキャラで葛藤するぐらいに理性を保っている設定が不自然な気も。
シカゴ実業「ギャンブル」
ありそうでなかった良い設定のネタ。コントでしかできない叙述トリックみたいな部分があって、こんなやり方もあるんだな~!と感動。
滝音「ポリグラフ検査」
ちょうど良いラインの設定を使って得意のワードで畳みかけるコント。面白かったけど、個人的にはせっかくこの設定なら最後に何か分かりやすいオチがほしかったな。
隣人「チンパンジーと2人暮らし」
これはもう大好き。チンパンジーというだけで面白くてズルいかも。何で一緒に暮らし始めたかとかもどうでも良くなるぐらいポップでファンタジックな世界観のコント。
さすらいラビー「募金」
これ個人的には漫才で見たかった気がするな~!!!コントだとキャラの感情が生々し過ぎるように感じられちゃう部分があるぐらいキャラが強いネタだった印象。
ニッポンの社長「手術」
1日目も含め、「世にも~」とかであっても良さそうな設定。独特の空気感というか、すでにコントの中で1つのジャンルを確立している感がある風格。
蛙亭「寿司」
1日目に引き続き中野さんのキャラが先行しているネタだけど、中盤以降の中野さんのセリフに結構なパンチラインがあってオチまで綺麗にまとまっていた。
連合稽古「葬式」
完全に異色すぎて、どういう経緯でこのネタや「すもおと」という概念ができたのかめちゃくちゃ気になった。だから粉雪だったんだ……という伏線回収が良かった。
かたつむり「ドラマ撮影」
2日連続刑務所が出てくるネタ。配信の都合で一部音声が聞こえなかったせいかもしれないけど、設定や展開にところどころ既視感を覚えてしまった。
カゲヤマ「オフィス」
なんだこれは……笑 面白いけどずっと何も分からなかった。分からないところが面白いんだけど、マジで何も分からない。何だったんだあれ。ミステリ好きは伏線……?
都トム「整体師」
今このコンビを応援している人たちは楽しいだろうな~と将来性を感じるコント。設定の時点でかなり新規性があるのに、全く予想外の方向に展開していくのがすごい。
天才ピアニスト「キャッチ」
キャラもワードも安定して面白いコント。面白いけど、意外性が少ないかな~と思ったところであのオチはかなり好き。2人とも、ぽいもんな~。滝音と同系統かも。
ジグザグジギー「市長」
これ僕好きですねー。このネタを決勝でやろうとしているというメタ的な要素も込みで面白い。最後まで綺麗にまとまっていて賞レース映えも十分な感じ。
シティホテル3号室「芸能事務所」
最初ちょっと設定が弱いかな……?と思ったらどんどん設定がハマっていって、尻上がりに面白くなっていった。1つの設定でこんなに色んな見せ方ができるのはすごい。
えびしゃ「裏社会」
これすごい設定だな~!!!1点だけで押していくタイプのネタだけど、不自然さがなく絶妙なラインをついていて面白かった。ただもう少し盛り上がりが欲しかったかも。
TCクラクション「山姥」
この絶妙なゆるさ好きだな~。オチ方もわざとらしく良い話風にしていないところがグッド山姥だった。シュールなギャグマンガっぽくてクセになる感じ。
男性ブランコ「引っ越しの挨拶」
1日目に引き続きすごく「らしい」ネタ。平井さんの演技力の高さを感じられるコント。単なる良い話というだけじゃなくてそこはかとなく儚さがあるのが好き。
ななまがり「赤ちゃんじゃない人」
なんなんだこれは……!?笑 どういう生活をしているとこのコントを思いつくんだろう。良い意味でクレイジーすぎる。疲れてるときに見たいコンビ。
サルゴリラ「マジシャン」
面白い着眼点だけど、少し展開が単調で小道具頼みな印象。セリフが複雑で覚えるのが大変そうだなという目線で見てしまった。ルールさんのキャラはかなり好き。
ジャングルポケット「内部告発」
安定して面白いけど、ちょっと先が読める展開だったかも。1日目のネタのように分かりやすく狂ってるスタイルのほうが個人的には好き。
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以下、ウケ量や審査傾向とは全く無関係に個人的に好きだったネタ。
初めてKOC準決勝の配信を購入しましたが、2日間とも面白いコントがたくさん見られて最高でした!!!
キングオブコント2023 準決勝1日目(配信)感想
※一介のお笑いファンの感想であり、皆目見当違いです。知識や技術などは全くないため、ひたすら好みの話をしています。
以下、各コンビのネタと感想
- TCクラクション「ワックス」
- 天才ピアニスト「家具売り場」
- えびしゃ「ゲーム」
- ななまがり「初舞台」
- 都トム「最終面接」
- 滝音「老夫婦」
- ジグザグジギー「ラジオの公開収録」
- 連合稽古「すもおと」
- さすらいラビー「鍋」
- ザ・ギース「エレベーターピッチ」
- ジャングルポケット「東京のお母さん」
- ゼンモンキー「神社」
- サスペンダーズ「無人島」
- 蛙亭「悪魔」
- カゲヤマ「謝罪」
- 伝書鳩「ピザ」
- シカゴ実業「定食屋」
- かたつむり「ラーメン屋」
- 男性ブランコ「花」
- サルゴリラ「野球部」
- そいつどいつ「バイトの面接」
- コットン「ライブのチケット」
- ファイヤーサンダー「モノマネ芸人」
- ザ・マミィ「週刊誌」
- やさしいズ「口裂け女」
- ラブレターズ「彼女の実家」
- 隣人「チンパンジーに落語を教える」
- レインボー「女芸人との合コン」
- かが屋「ボイストレーニング」
- ダウ90000「バー」
- ニッポンの社長「空港」
- や団「工場」
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TCクラクション「ワックス」
ワックスがけあるあるからここまで広げるのすごいな~。全体的に微笑ましくて楽しいネタ。バックグラウンドが見えたらより楽しめそう。
天才ピアニスト「家具売り場」
設定も展開もずっと安定に面白くて良いネタ。若干ご都合主義に感じてしまう部分もあるけど、そこも含めて芸風が完成されているんだろうなという感じ。
えびしゃ「ゲーム」
斬新な設定と演出だけど、程度ゲームをやってた人には「わかる~!」という部分が多くて見ていて楽しいネタ。トリオならではのコントだし、展開も秀逸。
ななまがり「初舞台」
びっくりするほどふざけていて最高のネタ。いかに好き勝手ふざけられる設定を作るかがななまがりの作り方なんだろうな。ふざけるための設定としては最適解かも。
都トム「最終面接」
とてつもなく将来性を感じるコンビ。一見ピンネタでも良さそうだけど、この茶番を2人でやっていることが1周回って面白い。数年後、優勝争いしていてほしい。
滝音「老夫婦」
設定もワードも展開も面白い良ネタ。少々フリが長かったのが難点。あとは秋定さんの脚が綺麗すぎて、終始そこに目が行ってしまった。
ジグザグジギー「ラジオの公開収録」
非常に面白い設定のネタ。ただかなり1点集中型のボケ方なので、中盤まででかなりお腹一杯になってしまった感はあったかも。
連合稽古「すもおと」
決勝に行ったらコントかコントじゃないか論争が巻き起こりそうなネタ。面白いけど個人的には賞レースじゃなくてネタ番組で見たいと思ってしまった。
さすらいラビー「鍋」
狂気的なネタ。恋愛ネタに見せつつしっかり伏線が張られたさすがの構成力。ただ前提となる知識がそこまで共通認識じゃないし、お笑いにしては怖すぎた笑
ザ・ギース「エレベーターピッチ」
ななまがりの「初舞台」に近い大喜利色の強いネタ。見ていて楽しいし、安心して笑えるんだけど5分ネタにしては単調な構成かも。実際、ネタ時間も短く感じた。
ジャングルポケット「東京のお母さん」
ありそうでなかなかない面白い設定。バカバカしいながらも中盤までの展開はかなり好きだったので、もうちょっと良い終わり方があればと思ってしまった。
ゼンモンキー「神社」
すごく面白い設定のネタ。トリオのコントとして1つの完成形なんじゃないかというぐらい秀逸な配役と構成力。ここが落ちたらかなり驚く。
サスペンダーズ「無人島」
面白い着眼点のネタ。ただ前提となる知識が分からないとハマれない部分があった。あと部活=能力みたいになっていたのが、社会人設定なら不自然な気も。
蛙亭「悪魔」
中野さんのキャラクターが活きたネタ。ムカつく喋り方と面白さが絶妙な塩梅で、ストーリーに悪魔の声質や体型も相まって藤子不二雄作品とかにありそうなテイスト。
カゲヤマ「謝罪」
何を見せられてるんだ……!?というネタ。システムとしてはロッチの試着室のネタに近いけど、果たしてこれは……。
伝書鳩「ピザ」
好きだな~!!!シリアスな設定とコントは相性が良いんだろうなと改めて。教科書みたいな終わり方をするところも含めてかなり好き。
シカゴ実業「定食屋」
なんなんだこれ……笑 色々と説明してほしい部分をあえて説明しないタイプのネタ。総じて面白いけど、いったいどういう設定なのか最後まで謎は深まるばかりだった笑
かたつむり「ラーメン屋」
すごく面白いんだけど、これは思い切り笑っていいのか?という要素も。あとオチまで見ると結局あの人は何だったんだ……???という不思議なネタ。
男性ブランコ「花」
見た後にとても満足感があるコント。オチが少々唐突だったので若干その経緯や伏線があるなら10分枠の深夜ドラマとかで見たい。終わり方はちゃんとふざけていて好き。
サルゴリラ「野球部」
絶妙にくだらなくて面白い。1つのワードを繰り返すタイプのネタだけど、あまりにもそのワードに至る必然性がないせいで、逆に面白かった。結局何だったんだ???
そいつどいつ「バイトの面接」
とてつもなくふざけていて結局何だったのか分からないネタ。疲れてるときに見たい。キャラクター先行のコントかと思ったらシステムで押していくタイプだった。
コットン「ライブのチケット」
総じてシステマティックなネタをするコンビという印象。良い意味で一昔前のアンジャッシュみたいに確立した芸風の綺麗なネタ。
ファイヤーサンダー「モノマネ芸人」
衣装とセリフで本物と見せかけて……という盛大なフリにまんまと引っ掛かった。小さいボケも伏線も計算されつくされていて見事な構成力。ただ少し短かく感じた。
ザ・マミィ「週刊誌」
いい意味でバカバカしくて「なんやねんこれ!」という感じのネタ。面白いだけに、もうちょっとコンプラ的に安全な題材だったらと思ってしまった。
やさしいズ「口裂け女」
面白い発想のネタ。例のヤンキーとは別のキャラだけど、どちらもポジティブ。口裂け女という概念のミリしら的な面白さもありつつ、自己肯定感を上げてくれる。
ラブレターズ「彼女の実家」
最高にくだらないネタ。配信という現代の要素を入れつつも新喜劇っぽさのある笑い。ただあの実家の様子を見てもあのオチみたいな展開になる……?という疑問は残った。
隣人「チンパンジーに落語を教える」
どこからこの設定を思いついたんだろう……というぐらい奇想天外なネタだけど、綺麗にまとまっていて好き。落語とチンパンジーが両方活きた秀逸で意外性のあるオチ。
レインボー「女芸人との合コン」
芸達者な2人にしかできないネタだな~。池田さんの演じるキャラが友近さんっぽい。綺麗にまとまっているし盛り上がりもあったけど、もう少し意外性は欲しかったかも。
かが屋「ボイストレーニング」
独特な空気感を持つ2人だな~。分かりやすくウケを狙っている感じがないのが良い。ボケツッコミというより軽妙な掛け合いがなんとなく面白くて、長時間見られるネタ。
ダウ90000「バー」
構成が綺麗なコント。コントというより短い演劇を見ているような印象で楽しい。奇抜な設定やキャラクターがなくてもしっかり面白くできるのがすごいな。
ニッポンの社長「空港」
発想一本勝負のネタ。ずっとふざけてるのに、2人のセリフがシリアスでやってることと合ってないのが面白い。テキトーにアフレコしたおもしろ動画みたいな発想の妙。
や団「工場」
かなり狂気的なネタ。漫才で言うと真空ジェシカとかに近い形式なのかと、ふと。小道具を使った狂気の見せ方がずっと面白かった。若干いぬのネタを思い出した。
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以下、ウケ量や審査傾向とは全く無関係に個人的に好きだったネタ。
- えびしゃ「ゲーム」
- ななまがり「初舞台」
- ゼンモンキー「神社」
- サスペンダーズ「無人島」
- 伝書鳩「ピザ」
- シカゴ実業「定食屋」
- かたつむり「ラーメン屋」
- 男性ブランコ「花」
- サルゴリラ「野球部」
- 隣人「チンパンジーに落語を教える」
と言いつつ、初見の新鮮さや順番に左右されている部分も大きいです。
そして、もちろん全組面白くて最高でした!!!